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Aratana Live!♯05開催レポート「~次世代へのバトンタッチ~ 地方企業のM&Aと事業承継を語る」




Aratana Live!とは


周南エリア・山口県からさらなる挑戦者を生み出すべくコワーキングスペースを運営しているAratanaでは、Aratanaをもっとたくさんの方に知っていただき、共感していただける仲間を増やすためのトークイベント「Aratana Live!」を定期的に開催しています。


5回目となる今回は、「~次世代へのバトンタッチ~ 地方企業のM&Aと事業承継を語る」と題し、ゲストにお話を伺いました。その一部をレポートいたします!


今回のゲスト


齋藤 拓也さん

クレジオ・パートナーズ株式会社 取締役

コネクター/地域活性化・ベンチャー支援担当


島根県隠岐の島出身。中国経済産業局で産業振興に関わる業務を10年以上経験。創業支援・補助金、観光産業関連など、幅広く中小企業の支援に関わる。その後、M&A・事業承継を中心とした資本政策のアドバイザリーを行う現在の会社に転職。前職の頃から個人で続けているビジネスメールマガジンの登録者は現在なんと約5,400先!



山田 将太郎さん

山田石油株式会社 常務取締役


下松市出身。大学進学をきっかけに上京し、新卒でリクルートに入社。コーポレートファイナンスを経験したのち、6年前に地元に戻り家業である山田石油に入社。入社後自らが初めて手掛けた新規事業「キッズパークCotton」をくだまつ健康パーク敷地内にオープン。



まずは前提知識を学ぶ!「会社」って何?

事業承継がテーマの今回は、参加者の皆さんの前提知識も異なることから、より理解を深めるためにファシリテーターの弘中からまずはミニレクチャーを実施。会社とは?株とは?一般に会社の後を継ぐってどういうこと?こんな疑問を解消するような前提知識を身につけるところから本日のAratana Live!は始まりました。


中四国の事業承継、M&Aのトレンドを教えてください


ゲストトークの最初は、さまざまな事業承継の支援、アドバイスを行っている齋藤さんに、昨今の事業承継のトレンドについて教えていただきました。

齋藤さん:

山口県に限ったことではないと思うが、後継者不足は今や社会課題になった。後継者不在率は改善傾向だが、足下のご相談は増えている。

事業承継というと、親族内承継がイメージされがちだが、後継者不足の課題解決のため、第三者に事業を承継するM&Aを選択するケースも増えている。M&Aは、後継者不在の課題解決だけではなく、人材不足等の経営課題を解決し、更なる成長を目指すための手段として活用されることも、地域で増えつつある。


事業承継の大きな論点は「所有」と「経営」。「経営」の課題は、「後継者がいない」、「経営者が育成できない」などが挙げられる。「所有」の課題は、株式の譲渡に関する話。こちらは株価や株式の持分割合など、株式オーナーにとってかなりセンシティブな話になる。M&A・親族承継・従業員承継、いずれのケースも、所有と経営という面で論点が多く出てくる印象。


一方、事業承継は、様々な変化を伴うため、イノベーションが生まれるタイミングでもある。事業承継が社会課題となった地域において、これをチャンスと捉えることができるかも重要ではないかと感じる。


後継ぎとして、家業をどのように思われていますか?


本日のAratana Live!には、周南エリアの後継ぎたちも複数参加。当事者として、山田さんから家業についてお話を伺いました。



山田さん:

実は父親から一度も「会社を継げ」と言われたことはない。東京で会社員をやっていたが、自ら決めて6年前に地元に戻ってきた。地方の家業には都会の大企業とはまた違う大変さがあり、組織構造から経営管理体系までさまざまなギャップを感じることもある。とは言え、家業は100年続いている会社。「まごころの山田石油」とあるように、やっぱり利他的な考え方が社員にも浸透しており、会社としての文化になっている。そのことが家業が継続している理由であり、同時に家業らしさなのだと感じている。


さまざまな事業を手がける山田石油グループで、新規事業を手がけられたと聞きました


山田さん:

自分が一番最初に手がけたのが新規事業である「キッズパークCotton」。くだまつ健康パーク敷地内に2019年にオープンした。これまでのくだまつ健康パークには赤ちゃんが楽しめる場所がないと思い新たなターゲット層を拡大すべく、Cottonを立ち上げた。オープン当初はちょうどコロナ禍真っ只中。それでも実際に来てくれた人の口コミで、現在はたくさんの家族連れにお越しいただいている。


あなたにとっての”Aratana”は?


Aratana Live!では「新たなチャレンジをする上で心がけている信条、どのような新たな世の中を作っていきたいか、新たな世代へのメッセージ」などの意味を込めて「あなたにとっての”Aratana”」を色紙に書いていただいています。


齋藤さん

「人生」

自分も公務員から転職して、毎日「あらたな」ことが起こる。もちろんツラい時もあるが、新しいことが起こるのは楽しい。人口減少が進む中、地域を良くするためには、一人一人が新しいことにチャレンジして、毎日1%でも向上していくしかないと思う。新しいことににチャレンジし続けることが、正に人生だと思うし、そういう人たちが集まる場所がAratanaだと思うので、一緒にチャレンジしていきたい。


山田さん

「価値=あなたらしい差」

自分の存在があったときと、そうじゃないときの差。これが自分の価値だと思っている。例えば、自分が家業に戻ってきていなかったら存在しなかったこと。その差を最大化したいというのが自分の根っこにある。好きと嫌いを知って、自分らしさを知り、自分らしさでチャレンジすることがAratanaだと思う。



ゲストのお二人、そして参加されたみなさまありがとうございました!

次回Aratana Live!もお楽しみに!



Shunan Innovators Hub Aratana(アラタナ)は月額会員様を募集中です!見学も可能ですので、ご興味をお持ちの方はお問い合わせフォームからご連絡ください。


photo by yuya kyomen

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